WME 基本設定編
- 圧縮 -
1、圧縮タブを開きます。
2、編集ボタンを押します。
3、メディアの種類の欄にあるオーディオビデオにそれぞれチェックが入っていることを確認します。
4、モード プルダウンからオーディオ、ビデオどちらも CBR を選びます。
   ストリーミング放送には CBR が最も適しています。
5、コーデック プルダウンからオーディオは Windows Media Audio 9.2 、ビデオは Windows Media Video 9 をそれぞれ選びます。
   プルダウンにない場合はそれに準じた設定をしてください。
6、2枚目のタブを開きます。
7、オーディオ形式 プルダウンから 32 kbps, 32 kHz, stereo CBR を選びます。
   音質を決定する項目です。配信する内容により適宜修正が必要です
8、ビデオ サイズは、ビデオ入力と同じにチェックを入れます。
   配信編 で詳しく触れますが、SCFH を使わずに取り込み範囲で大きく取り込み、
   ビデオ サイズでエンコードサイズを決定すると画質が悪く CPU の負担も大きくなります。
   この項目は必ずビデオ入力と同じにチェックを入れます。
9、ビデオ ビットレートは、210k と入力します。
   直接画質に影響する項目です。
10、フレームレートは、24 fps にします。
   frames per second 1 秒間にどれくらい画像を切り替えるかの設定です。
   5 - 30 の間で決定します。配信する内容にもよりますが、多ければその分滑らかに見えます。
   CPU 使用率に大きく影響しますので、配信テストをしながら決定します。
11、キーフレームの間隔は、8 秒のまま。
   動きの少ない動画ではこの間隔の間、フレーム間の差分を補完する形でエンコードします。
   ビットレートと CPU に余裕がある場合は間隔を縮めてもいいと思いますが、
   動きの少ない動画で 15 秒以上に設定すると接続したタイミングによっては視聴者側で
   10秒以上描画できない状態になります。特に気にせず 8 秒のままにしておきます。
12、バッファ サイズは、既定値を使用にチェックを入れます。
13、ビデオの滑らかさは、50 と入力します。
   後述: 設定詳細 を参照してください。
14、デコーダの複雑さは、自動のまま。
15、OK を押して保存、または適用を押して設定を確定させ終了です。


- Tips #4 - 

オーディオ形式は音質を決定する項目です。
旧ハードのゲームプレイ配信などは上に挙げた設定で十分だと思いますが、PS2、PS3、Xbox、Xbox360 などのゲームプレイ配信、動画などは最低でも 64 kbps 、96 kbps でほぼ違和感なく聞こえます。
あまり上げても総ビットレートが上がってしまいますので、配信テストをしながら決定します。

オーディオのビットレートを上げると CPU 使用率へも少なからず影響します。


- Tips #5 - 

フレームレートを決定する上で CPU に不安がある場合、
30 fps だが、コマ落ちで描画がばらつく動画と
16 fps だが、コマ落ちが少なくコンスタントに描画してくれる動画
では、後者のほうが滑らかに見え、見ていて疲れません。







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