配信編
- 配信用 URL -
配信準備が整いポートが開いていても、公開したアドレスが間違っていては誰もアクセスできません。
ここでは、配信用 URL の確認と DDNS サービスの利用について説明します。
視聴者に自分の配信を見てもらうには、自分のパソコンにインターネットを介してアクセスしてもらわなければいけません。
インターネット上の、自分のパソコンの場所を特定してもらうにはグローバル IP アドレスが必要です。
IP アドレスには、ローカル IP アドレス と グローバル IP アドレスがあり、
主にルータからこちら側が ローカル IP アドレスを使用する LAN側、
ルータから向こう側(インターネットなど)がグローバル IP アドレスを使用する WAN側です。
混同させてはいけません。
インターネット上で自分の PC を特定してもらう為の グローバル IP アドレスを確認する方法は様々ありますが、普段使用し、今も使用している Web ブラウザでの確認をとりあえずしてみましょう。 → 確認くん 上から3番目の現 IP がそれです。
この確認してきたグローバル IP アドレスと WME で指定したポート番号を組み合わせ配信用の URL を公開することになります。
- http://***.***.***.***:8080/
グローバル IP アドレスは、自身が契約しているプロバイダで固定化サービスを使っている場合は変わりませんが、多くの方は、固定化はされていないと思います。
インターネット接続を切る、ルータを再起動するなどいろいろなタイミングでグローバル IP アドレスが変わってしまいます。
配信 URL を公開するときは、その都度確認しなくてはいけません。
- Tips #12 DDNS サービスの利用 - ▲
上に挙げたグローバル IP アドレスをホスト名(ドメイン名)で公開するするのに便利なサービスです。
- http://***.***.***.***:8080/ → http://sukina-moziretu.ddo.jp:8080/
といった感じです。
無料 DDNS サービスは、いろいろなところで提供されているので興味のある方は使ってみましょう。
この DDNS サービスは、自身のグローバル IP アドレスが変わる度に更新の作業が必要です。
この作業を自動化してくれるツールに DiCE というものがあります。
設定しておくと次回から起動しただけで DDNS サービスの更新作業を完了してくれます。大変便利なのでぜひ試してみましょう。
リンク先のページでは、DiCE での更新ができる無料 DDNS サービスを提供しているサイトが多数紹介されていますので、そちらから DDNS サービスを選ぶこともできます。